アミノインデックス リスクスクリーニングのご案内
アミノインデックス リスクスクリーニングとは
アミノインデックス リスクスクリーニングとは、血液中のアミノ酸濃度バランスから、さまざまな疾病リスクを1回の採血で評価する検査です。検査を受けられた方には、がんリスクと生活習慣病リスクの検査結果を報告し、検査結果に基づき、健康増進に役立つ情報を提供させていただきます。
がんリスク
血液中のアミノ酸濃度バランスから、現在がんである可能性を評価する検査です。早期のがんにも対応しています。
下記年齢の日本人を対象として開発された検査です。これらの方以外の結果は報告されますが、評価対象外となります。
※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することができますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
一部のがん種についてのみが対象年齢外になる場合、そのがん種は評価対象外となりますので、ご理解いただいた上でご受診ください。
検査結果は、それぞれのがんについて、現在がんである可能性を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告いたします。数値が高いほど、現在がんである可能性が高くなります。また、現在がんである可能性を評価する目安として「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3段階に分類しています。なお、この検査は、現在がんである可能性を評価する検査で、がんであるか否かを判断するものではありません。「ランクA」でもがんでないとは言い切れません。「ランクB」や「ランクC」であっても必ずがんであるということではありません。
ランクがA、B、Cになるにつれて、現在がんである可能性は高くなります。
一般の方に比べて現在がんである可能性は以下の通りです。
生活習慣病リスク
血液中のアミノ酸濃度バランスから、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、4年以内に糖尿病を発症するリスク、血液中の必須・準必須アミノ酸の低さ、および現在認知機能が低下している可能性(受診を選択された方のみ)を評価する検査です。なお、認知機能低下については49歳以下の方は本項目を選択できません。
下記年齢の日本人を対象として開発された検査です。これらの方以外の結果は報告されますが、評価対象外となります。また、認知機能低下の結果は、受診を選択された方のみに報告されます。
※脳卒中と心筋梗塞は、2つ合わせて脳心疾患リスクとして評価されます。
脳卒中の方、心筋梗塞の方、糖尿病の方、認知症の方、軽度認知障害の方(いずれも医療機関で診断を受けた方、あるいは治療中の方)の場合、その疾病・所見に関する値や生活習慣改善タイプは出力されますが、いずれも評価対象外となります。
検査結果は、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、4年以内に糖尿病を発症するリスク、現在認知機能が低下している可能性を0.0~10.0の数値(AICS値)で報告いたします。数値が高いほど、リスクや可能性が高くなります。また、リスクや可能性を判断する目安として、評価結果を「ランクA」、「ランクB」、「ランクC」の3段階に分類しています。なお、「ランクA」であっても100% 10年以内に脳卒中・心筋梗塞や4年以内に糖尿病を発症しない、あるいは現在認知機能が低下していないとは言い切れません。また、「ランクB」や「ランクC」と判定される場合でも、必ずしも10年以内に脳卒中・心筋梗塞や4年以内に糖尿病を発症したり、現在認知機能が低下していたりするわけではありません。
ランクがA、B、Cになるにつれて、10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク、4年以内に糖尿病を発症するリスク、現在認知機能が低下している可能性が高くなります。
脳心疾患リスクと糖尿病リスクについて、「ランクA」を1とした場合のランク別の発症リスクは以下の通りです。
認知機能低下)のランク別の尤度比は以下の通りです。
アミノインデックス リスクスクリーニングを受けられない方
以下に該当する方は検査結果に影響がありますので、検査を受けていただくことはできません。
・妊娠されている方 ・授乳中の方 ・がん患者(治療中を含む)の方
・先天性代謝異常の方 ・透析患者の方
*AILS(認知機能低下)については49歳以下の方は選択できません。
がんリスクの結果に影響を与える可能性がある病気について
現在下記の病気にかかっている方は、値に影響を与える可能性がありますが、検査の対象外とするものではありません。
がんを発見できる機会となると同時に、下記の病気による影響で、がんではないのに値が高くなりうることをご理解いただいた上で、ご受診ください。
慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎、非結核性抗酸菌症、肺結核、肺気腫、無気肺、前立腺肥大、糖尿病、子宮筋腫、子宮内膜症、良性卵巣腫瘍、脳梗塞
生活習慣病リスクの結果に影響を与える可能性がある病気について
脳卒中・心筋梗塞発症や糖尿病発症、認知機能低下との関連が報告されている以下の病気・所見について、「ランクB」、「ランクC」を示す割合が高くなることが知られています。
食後高血糖、高血圧、脂質異常症、メタボリックシンドローム、内臓脂肪型肥満、脂肪肝、肝機能異常、高尿酸血症
検査の費用について
この検査には健康保険は適用されません。
※脳卒中と心筋梗塞は、2つ合わせてAILS(脳心疾患リスク)として評価されます。
※※子宮がん・卵巣がんは、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんである可能性について評価することができますが、それぞれのがんの可能性について区別することはできません。
検査の申し込み方法・問い合わせ先
予約制となります。当院外来受付でお声がけ頂くか、お電話にてご連絡ください。
アミノインデックスに関する詳しい情報は、味の素株式会社商品情報サイトをご覧ください。
(https://www.ajinomoto.co.jp/products/aminoindex/index.html)
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